コンタクトレンズ

コンタクトレンズを処方してもらう際にお試しはできる？

コンタクトレンズを処方してもらう際に、各製品の装用感が気になり、いろいろ試してみたいと思ったことはありませんか？多くの眼科では、コンタクトレンズを処方する際、検査用コンタクトレンズ（以下、トライルレンズ）を使ってフィッティング、見え方、装用感などを確認し、レンズを決定しています。この記事では、眼科でのトライアルレンズについて解説します。

作成日:2022/12/14　更新日:2024/11/13

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トライアルレンズで確認

トライアルレンズで見え方や装用感を確認する

眼科では、トライアルレンズでフィッティング、見え方、装用感などを確認し、必要に応じて調整してくれます。例えば、遠近両用コンタクトレンズの場合は、手元を見たり、遠くを見たりして見え方を確認します。また、自分では装用感が良いと思っても、実際には目の上でのコンタクトレンズの動きが不十分な場合もあるので、眼科医がフィッティングなどを確認してくれます。

購入前にお試し可能？

見え方や装用感を確認し、自分に合ったレンズが決まっても、当日の目の状態や体調によって、視力が安定しない方もおられます。また、コンタクトレンズ初体験であれば、慣れるかどうか自信がないなど、購入に不安を覚える方もおられることでしょう。そのような場合には、購入前にお試し可能かどうか、眼科医に相談してみましょう。

まとめ

眼科では、コンタクトレンズを処方する際、トライアルレンズを使用して患者さんの見え方や装用感、フィッティングなどを確認しています。装用感は、コンタクトレンズの種類や製品によっても、あるいは装用する人によっても異なるので、説明された製品ごとの特長などをよく理解し、購入前に何日か試したい、別の製品を試してみたいなどの希望があれば、眼科医に相談するようにしましょう。そうすれば、快適なコンタクトレンズライフが期待できるのではないでしょうか。

なお、コンタクトレンズ購入後の定期検診も、必ず受けるようにしてください。

＜参考資料＞

1) 一般社団法人日本コンタクトレンズ協会：トライアル用コンタクトレンズの流通に関する自主基準

https://www.jcla.gr.jp/file/trial_qa1&2_leaflet_20191002.pdf