レンズデータの1つである度数は、眼科医から処方されたコンタクトレンズ指示書(処方せん/処方指示書)や商品パッケージ(外箱や個包装のホイル)に記載されていますが、表記の仕方はPWR、POWER、P、D、SPHのように、メーカーや製品によって異なります。
マイナス(-)は近視用、プラス(+)は遠視用のレンズで、度数の入っていない ±0.00D(ジオプター:屈折の単位)を基準とし、そこから数値(絶対値)が大きくなるほど矯正する力が強くなる(度数が強くなる)ことを意味しています。例えば、-0.50Dと -2.50Dでは、-2.50Dのほうがより強い近視を矯正するレンズで、+2.00Dと+3.25Dでは、+3.25Dのほうがより強い遠視を矯正するレンズになります。