コンタクトレンズのサイズ(直径)の違いとは?レンズの大きさを確認する方法
コンタクトレンズはどれも同じ大きさだと思っていませんか?実は、コンタクトレンズにもサイズ(直径)があります。たとえば、ハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズでは大きさが異なります。ここでは、コンタクトレンズのサイズの違いや、レンズのサイズを見分ける方法についてご紹介します。
作成日:2025/02/28 更新日:2025/02/28
ハードとソフトではサイズが異なる
同じコンタクトレンズでも、ハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズではサイズに違いがあります。私たちの角膜(黒目)のサイズは、およそ11〜12mmです。そのサイズは、赤ちゃんから大人までほぼ変わらないといわれています。
ソフトコンタクトレンズのサイズは、黒目よりも大きい13.5〜14.5mm。黒目より大きく柔らかいものが角膜全体をすっぽり覆うため、ずれにくく落ちにくいのが特徴です。
一方、ハードコンタクトレンズは約8.0~9.5mmで、角膜よりも少し小さいサイズになっています。まばたきするたびに角膜の上でレンズが大きく動き、レンズと角膜の間にある構造になっています。どちらのタイプが適しているかは、眼科医と相談して決めましょう。
コンタクトレンズのサイズを確認する方法
コンタクトレンズのサイズは「DIA」と表示されています。DIAの数値を確認することで、レンズサイズを知ることができます。
レンズサイズを表す「DIA」とは?
DIAとは、レンズの直径を意味する「Diameter」を略したもので、単位はミリメートルです。たとえば「DIA14.0」と「DIA14.2」であれば、直径14.0mmと14.2mmで、後者のほうがサイズの大きいレンズということになります。
まとめ
ハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズでは、サイズ(直径)に違いがあります。レンズのサイズ(直径)を表すのは「DIA」です。DIA の数値が大きいほど、角膜(黒目)を覆う範囲も広くなります。