コンタクトレンズが入らない原因と正しいつけ方
作成日:2022/12/13 更新日:2024/11/13
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コンタクトレンズがうまく入らない原因
コンタクトレンズがうまく入らない理由として、代表的なものをご紹介します。
目がきちんと開いていない
コンタクトレンズを入れる際、自分では目をしっかり開けているつもりでも、実際にはきちんと開いていない場合があります。目が半開きの状態だと、レンズがまぶたやまつげにあたってしまい、うまく入らないこともあります。レンズを目に入れる際には、指を使って上下まぶたを押さえ、目を大きく開くようにしてください。
目に入れるときにまばたきをしてしまう
コンタクトレンズを入れる際、目に異物を入れるという恐怖心からか、無意識のうちにまばたきをしてしまう場合があります。まばたきをしてしまうとレンズ入りにくくなるので、目を大きく開いた状態にして、レンズを入れるよう意識してみてください。
レンズと目の間に空気が入っている
コンタクトレンズと目の間に空気が入ると、レンズが浮いて外れてしまったり、異物感が残ったりする場合があります。ソフトコンタクトレンズを目に入れた後は目を閉じて、ゆっくりと何度かまばたきしたり、眼球を上下左右にゆっくり動かしたりすると、レンズが目になじむようになります。
指先が濡れすぎている
ソフトコンタクトレンズをつける際、レンズをのせる指が濡れすぎていると、レンズが指に張りついて離れにくくなり、うまく目に入らないことがあります。指先の水分をよく切ってから、レンズをつけるようにしてください。
コンタクトレンズの正しいつけ方
コンタクトレンズがうまく目に入らないとき、自己流で無理やり入れようとすると、レンズが破損することがあります。そのまま装用すると目が傷ついてしまうこともあるので、正しいつけ方ができているかどうか確認してみましょう。また、左右のレンズの入れ間違いにも注意しましょう。
ソフトコンタクトレンズの場合(事前準備と正しいつけ方)
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ハードコンタクトレンズの場合(事前準備と正しいつけ方)
ハードコンタクトレンズの入れ方も、ソフトコンタクトレンズと基本的には同じです。ハードコンタクトレンズは、水分を含まない硬い素材でできているので、レンズが裏返しの状態になることはまずありません。また、レンズが角膜よりも小さいので、ソフトコンタクトレンズのときのように目を大きく開けなくても入りやすいのが特徴です。しかし、レンズがずれやすいので、角膜にレンズをのせた後、目を強く閉じないように気をつけましょう。
まとめ
コンタクトレンズは目に直接入れるので、慣れないうちは怖く感じたり不安に思う人も多いかもしれません。また、誤った装用は目のトラブルを引き起こす可能性もあります。だからこそ、コンタクトレンズの正しいつけ方を知っておく必要があります。眼科で正しいつけ外しを学ぶようにしましょう。